日本一の花火大会と名高い、「全国花火競技大会」、通称「大曲の花火」の撮影に行って来ました。
撮影場所として目星を付けたのは、この場所。
会場周辺で撮影に向いている場所の一つである農道です。
まず、17時から昼花火の部が行われます。
とても珍しい昼花火ですが、競技が行われるのは大曲だけだそうです。
煙竜、または割物と言われる花火で行われ、光の代わりに色々な色の煙で美しさを競うとのことです。
今年の夏の甲子園で金足農業高校が旋風を巻き起こしたことは記憶に新しいですが、その健闘を讃えて急遽特別仕様の記念花火を打ち上げることになりました。
金足農業を象徴する紫色です。
そして夜の部が始まりました。
まずオープニングは、700mのナイアガラ付きスターマインです!
大曲の花火は、花火を作った本人が打ち上げ競います。
優秀な花火を作った花火師には内閣総理大臣賞など最高峰の賞が授与される、花火師が誇りをかけて挑む文字通りの「花火大会」です。
十号玉の部と創造花火の部があり、最初はこちらの十号玉を二種類打ち上げます。
まさに大輪の花!
創造花火の部では、「花火は丸い」という従来の概念を破るというコンセプトで様々な形の花火が打ち上げられます。
笑顔やアニメのキャラクター、花といった独創的な花火が増えましたが、これらは大曲が発祥と言われているそうです。
そして大曲の花火最大の名物・大会提供花火の時間になりました!
超巨大なワイドスターマインです。
とてつもなく幅広のスターマインが、見る人を圧倒します!
ある程度離れた場所から24mmの広角レンズで撮っていますが、それでも入り切りません。
会場のカメラマン席で撮影する場合、間違いなく超広角や魚眼レンズが必要になると思います。
そして良い角度に月が出ていました。
先日地元で撮った際の雷との組み合わせに続いて、花火と月という贅沢な組み合わせを堪能出来ました。
最後は十号玉30連発。
夜空に大輪の花が何度も咲き誇ります。
大曲は周囲に山が多いため、とても凄い音響効果です。
聞いていると、花火の種類によって色々な音が鳴っていることが分かります。
素敵な花火を堪能出来ました。
まさに絶句してしまう素晴らしさ。
この凄さは、現地に言って見て初めて分かると思います。
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