山形県の西川町にやって来ました。
月山と朝日連峰の間にある町で、日本有数の豪雪地帯です。
国道112号線から脇に逸れて、山道を登りながら弓張平公園の方に向かいます。
弓張平公園から月山志津温泉、更にその上の方にかけては、見事なブナ林がある場所です。
今の時期は残雪とブナの新緑が同時に見られる時期で、このような「根開き」があります。
根開きは春の日差しで木の幹が暖かくなるために、木の周りだけ雪が溶ける現象です。
この地殻にある月山志津温泉は、月山を挟んで反対側にある大蔵村の肘折温泉と並ぶ豪雪地帯です。
アメダス(地域気象観測システム)の観測所が無いため気象庁の発表はありませんが、実は人の住む場所においては日本でも1,2を争う豪雪地帯と言われ、冬には積雪が5〜7mにもなるそうです。
3年ほど前に、「日本一の雪国宣言」をしているそうですよ。
爽やかなブナと雪。
残雪と新緑は、雪国ならではの組み合わせですね。
このような素敵な景色が続くため、つい足を止めて撮影してしまいます。
月山から降りて、国道112号線の反対側にある大井沢地区へ。
こちらは寒河江川の上流部にあたり、とてものどかな場所です。
寒河江川沿いにはオオヤマザクラが沢山あって、今の時期に満開になります。
今年は雪が多かったので、去年は見ることが出来なかった根開きと満開の桜と新緑と月山の組み合わせを撮ることが出来ました。
桜と朝日連峰。
春の大井沢はとても雰囲気が良くて大好きなので、毎年必ず来ています。
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