久しぶりに鳥海山を撮りに行きました。
まずは河北町の最上川横にある名湯・海老鶴温泉に入って力を蓄えます。
海老鶴温泉は最近新館が出来て、今までカラン(蛇口)だけに使われていた方の源泉も浴槽に使われ、二つの源泉が楽しめるようになりました。
新庄を通り、そこから更に北上して真室川までやって来ました。
かっこいい駅舎の真室川駅。
ここを起点に庄内へ向かいます。
途中、真っ白な鳥海山が見えてきます。
南東から見た鳥海山は、丸みを帯びた優しげな雰囲気ですね。
途中には慈光滝という滝があります。
小さめの滝ですが美しい形で、時間帯によっては虹も見ることが出来ます。
真室川から酒田へ向かう国道344号線は、鳥海山のすぐ南を通って行きます。
標高はそこまで高くないと思いますが、かなりの豪雪地帯なので道路脇にはまだ雪が残っています。
凄く良い道でお勧めですよ。
遊佐まで降りて来ました。
南から見る鳥海山は、山頂が二つあるように見えますね。
羽越本線の近くで良い景色の場所を通ったので列車の来る時間を調べたところ、3分程で特急いなほが来るので慌てて準備。
何とか撮ることが出来ました。
象潟まで行って鳥海グリーンラインを走ってみます。
田んぼに水が貼られて良い雰囲気だったので、この辺りでも撮影していきましょう。
田んぼではアオサギが楽しそうにしていました。
鳥海グリーンラインは牧歌的な景色の中を走れる、とても良い道ですね。
北側から見た鳥海山はゴツゴツとした形で、南東から見た時とは正反対の雰囲気です。
引き返して鳥海ブルーラインの方に向かったところ、途中に良い感じの場所を発見。
白雪川という川の横にある水路です。
鳥海山の水源の鳥海湖は万年雪のある場所なのでとても冷たく、伏流水となって出てきても真夏ですら水温が一桁なんですね。
そのままでは稲作に使うには厳しいため、幅を広く取り水深を浅くして、水と空気を混ぜて温度を上げるためのものだそうです。
この昭和2年に作られた日本初の温水路もあって、重機などの無い時代だったので全て手作りだったらしいです。
そして元滝伏流水。
水温がとても低くて、暑い日に来ると気持ち良いですよ。
上の方の岩はどのような構造になっているのでしょう。
上には木が生えているみたいで、とても不思議な佇まいです。
鳥海ブルーラインを上まで登り、間近から鳥海山を撮影。
ここに来ると谷の向こうに行ってみたくなりますね。
雪と森と平野と海という、とても独特な光景を見られる場所もあります。
鳥海山は海のすぐ横なので、とても高く見えるのが魅力の一つではないでしょうか。
見る場所によって全く違う雰囲気がするのも素敵ですね。
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