長野の山々は紅葉が見頃になっていると聞いて、いくつかある候補地の中から八方尾根を目的地に選びました。
早速、白馬三山の素敵な景色が出迎えてくれます。
八方尾根には「八方アルペンライン」と呼ばれるゴンドラとリフトを乗り継いで行きます。
とても視界が広く遠くまで見えるので、とても気分が高揚しますね。
後ろには戸隠山や妙高山も見ることが出来ました。
上に登るにつれて紅葉も深まっていきます。
白馬三山も、どんどん近づいてきます。
ゴンドラと1つ目のリフトを降りた場所には、素敵な湿地帯もありました。
この辺りまで来ると紅葉も見頃です。
2つめのリフトを降りたら、そこからは徒歩で八方池まで向かいます。
約3km、230m程の上りになります。
木道からは、遥か下に白馬村を見渡すことが出来ます。
整備されているとはいえ、かなりの高低差がある急斜面で、少しバランスを崩すと命にかかわるような事故も起きかねないので注意しつつ登って行きます。
八方池が見えてきました!
周りは急峻な山々に囲まれており、とても不思議な景観を生み出しています。
左の山から
唐松岳→不帰嶮(『かえらずのけん』 左から不帰Ⅲ峰→不帰Ⅱ峰→不帰Ⅰ峰)→天狗の大下り→天狗の頭
という山だそうです。
周囲の山には、いくつか雪渓があるようです。
左側の山が天狗の頭、右には白馬三山が見えます。
池の水面に反射する北アルプスの山々を見たかったのですが、風が強かったせいか波立っていて、見ることは出来ませんでした。残念・・・。
先程、山の名前を紹介した際に不穏な名前がありましたね。
不帰嶮(かえらずのけん)
名前も見た目も、かなり危険な香りがします。
やはり由来は、あの山を目指して帰って来ることが出来なかった人がいたということでしょうか。
日本三大キレットに数えられているらしく、日本屈指の難所の一つであるようですね。
奥には鹿島槍ヶ岳の二つの頭が見えます。
鹿島槍ヶ岳からは剱岳を見ることができ、剱岳にある4年前に日本で初めて発見された氷河を見ることも出来るそうです。
久しぶりの山歩きでしたが、やっぱり山は最高です。
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